SHADE TREEは、四万十川のほとりに立っているお店です。
四万十川は全長が196KMもある川ですが、川に接近しているカフェというのは意外と多くはありません。
中でもSHADE TREEは、四万十川に接近しているというより、ほとんど
川にハミ出ています
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もともとここは、建物の家主さんが、お友だちと川を見ながら交流するために作られた「離れのリビングルーム」のような場所でした。
たまたま、ここを訪れるきっかけのあったわたしたち夫婦が、
「こんな素敵なところ、カフェだったらいいのになぁ」
とつぶやいたところ(誰でもそう思うと思うのですが!!)、家主さんが
「じゃ、やってみたらええよ」
という流れで始まったのです。
だからもともと「お店をやる」ための設計ではなく、あくまで「親しい人をおもてなしするための空間」として作られています。
SHADE TREEは落ち着く、とよく言って頂きますが、それは川の美しい景色だけのせいではなく、家主さんの「親しい人を招いてもてなしたい」という、シンプルな想いがこもっているせいでしょう。